涙の数だけ大きくなれる!

涙の数だけ大きくなれる!

涙の数だけ大きくなれる!

筆者は元塾講師。
やる気になる、ポジティブになるためのいくつかのショートストーリーが収められた本。
「あるレジ打ちの女性」と「ある生徒の高校受験」の話がよかった。
「レジ打ち」はなにをやっても続かない女性がレジ打ちの仕事を通して成長する話。
「高校受験」は貧乏な母子家庭の母親が、息子の「塾に通いたい」をいう夢を数か月だけかなえる。息子は一生懸命勉強し、成績を上げ、私立の希望校を受験し合格。でもお金がないので通うことはできず、公立高校へ。3年後、東大合格を筆者が新聞で知る。