子供に自信を持たせること(コーチング)

勉強ができる子の育て方

勉強ができる子の育て方

二人の娘を現役で東大へ合格させたお母さんが書いた本。

日本とアメリカ(娘:小学校時)で生活しながら、日本語と英語の両方をきちんと身につけさせたという点だけでもすごいと思う。
24歳で結婚し、周りがバリバリ働いている中、「完璧な母」を目標に、試行錯誤しながら愛のある教育ママをしつつ、自分も成長(変化)。
元がスマートで素直な人だと感じた。


「年齢別子供との関わり方」はぜひ参考にしたい。
◎幼少期:何でも一緒に(関わり度100%)
◎小学生時代:誘導する(関わり度80%)
◎中学生時代:待つ(関わり度50%)
◎高校時代:足を引っ張らない(関わり度30%)

自分の親がこのように、勉強の楽しさを教えてくれて、一緒に学び、褒め、体制を整えてくれたら、自分はどこまでできたのだろうと想像してしまった。

そして、ひとつ気になったのは、本の中でお父さんの存在が皆無だったこと。
「教育ママ」さえいれば、お受験対策はなんとかなるものなのか。
子供たちはお父さんのことをどんな位置づけでみていたのだろう。
「海外駐在のある仕事」から察するに、お父さんは激務だと想像に難くないけれど。