女性の現実

もうすぐ

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「妊娠」「出産」「不妊」のいろいろを福島県大野病院事件産婦人科医が逮捕、無罪判決確定)に絡めて書いた本で、小説として読みやすかった。
30代、40代前半の女性にとって、ずしんとくる内容。もし自分が出産を経験していなかったら、また違う感想を持っただろう。年齢や状況によって、全く違う感想を持つだろうと思わせる本。そういう意味で、昔(既婚・子供なしの時)に読んだ「対岸の彼女」をもう一度読んでみようと引っぱり出してきた。

女性の人生って本当にいろいろ。結婚するかしないか、子供を持つか持たないか、または持てないか、仕事をするかしないか、またするならばどれくらいするのか。それぞれ。
でも、友達は友達、人は人、というのが私の考え。もちろん、自分は自分。人に影響されず、自分の人生を決めていきたい。そのための読書なのだとも思う。